岩出市の子ども園でノロウイルス集団感染 感染対策の徹底を

岩出市の子ども園で、園児46人が下痢やおう吐などの症状を訴え、県は、ノロウイルスによる集団感染として感染対策の徹底を呼びかけています。

和歌山県によりますと、岩出市の子ども園で、1月23日から29日にかけて、0歳から5歳までの園児46人と職員2人が相次いで下痢やおう吐などの症状を訴えました。
このうち、5人の園児について検査したところ、5人全員からノロウイルスが検出されたということで、県はノロウイルスによる集団感染が発生したとして、こども園にトイレや手すりの消毒やおう吐や下痢の適切な処理など感染対策を徹底するよう指導しています。
入院した人はおらず、全員、快方に向かっているということです。
県内でノロウイルスによる集団感染が起きたのは、太地町の特別養護老人ホームに次いでことし2回目です。
県健康推進課は、▽加熱が必要な食品は十分に加熱することや、▽調理前や食事前の手洗いの徹底、▽それに、おう吐したものを片づける場合はマスクや手袋を使い、部屋を換気しながら行うことなど、感染対策の徹底を呼びかけています。