橋本 懐かしい蒸気機関車や電車を撮影した鉄道写真展

和歌山県内を走っていた、懐かしい蒸気機関車や電車の鉄道写真展が橋本市の図書館で開かれています。

この写真展は、地元の鉄道愛好家が開きました。
会場の橋本市立図書館には、かつての国鉄、いまのJRの和歌山線や、南海電鉄の高野線の懐かしい鉄道写真など、およそ150点が展示されています。
このうち、国鉄時代の昭和31年に和歌山線を走っていた蒸気機関車は、煙を力強く吐いて走る様子が撮影されています。
また、南海電鉄・橋本駅の貨物列車の写真は、木材や砂利を運んでいたもので貴重な記録だということです。
このほか、古い切符なども展示されていて、とくに大正8年に発行された切符は右から左に文字が書かれていて時代を感じます。
訪れた女性は「懐かしく感じて良かったです」と話していました。
写真展を企画した「はしもと鉄道写真クラブ」の森本宏 会長は「この写真展で時代を感じてもらえればうれしいです」と話していました。
この写真展は来月(2月)4日まで開かれています。