すさみ町の林野火災 発生から90時間近くたった17日朝鎮火

今月(1月)13日、すさみ町で起きた林野火災は、森林およそ13ヘクタールが焼け、発生から90時間近くたった、17日朝、鎮火しました。
警察によりますと、けが人は確認されていないということです。

今月13日午後4時すぎ、すさみ町口和深の山林で「山が燃えている」と消防に通報があり、消防のほか、自衛隊や県のヘリコプターなどが出て消火活動に当たりましたが、火は、風にあおられて燃え広がりました。
そして火は、通報からおよそ40時間たった15日朝、ほぼ消し止められましたが、その後も火がくすぶり、消防による消火活動が続いていました。
そして、発生から90時間近くたった17日午前9時前に火は消し止められました。
警察や消防によりますと、これまでのところ、けが人はいないということですが、近くにある太陽光発電施設でソーラーパネルの下に敷くシートが焼けるなどの被害が出たほか、およそ13ヘクタールの森林が焼けたということで、警察と消防が火事の詳しい原因について調べています。