コシノジュンコさんが熊野本宮大社の御朱印帳デザイン

熊野古道が世界遺産に登録されてことし7月で20年を迎えます。
田辺市の熊野本宮大社では、デザイナーのコシノジュンコさんが御朱印帳をデザインすることになりました。

これは、16日、ファッションショーなどで日本の文化を国内外に発信するデザイナーのコシノジュンコさんが田辺市の熊野本宮大社を訪れ、記者会見を開いて明らかにしました。
この中で、コシノさんは、「和歌山にはすばらしい景色やいいところがたくさんあるのでデザインがひとつのきっかけになって地域の活性化につながってほしい」などと述べました。
デザインされた御朱印帳は、絹を使った光沢のある黒地の表紙がついていて、中央には、コシノさんが世界平和への願いを込めた白色の「八咫烏(やたがらす)」が描かれています。
熊野本宮大社は、「紀伊山地の霊場と参詣道」が世界文化遺産に登録されてからことし7月で20年を迎えることからかつて参拝に訪れたコシノさんに依頼して、実現したということです。
この御朱印帳は2月3日からの1年間、1冊8000円で神社の社務所で受け付けるほか、郵送でも対応するということです。