南紀白浜空港の愛称 「熊野白浜リゾート空港」に決定

和歌山県などは観光客の増加につなげようと、白浜町の「南紀白浜空港」の愛称を「熊野白浜リゾート空港」とすることに決めました。

和歌山県ではことし(令和6年)、熊野古道などが世界遺産に登録されてから20年の節目を迎え、去年(令和5年)からは南紀白浜空港で国際線ターミナルの運用も始まっています。
こうした中、南紀白浜空港の認知度を高め、観光客の増加につなげたいとして、県などでつくる実行委員会は、去年、空港の愛称を募集していました。
募集には全国から1645件が寄せられ、実行委員会などが検討した結果、応募された愛称に最も多く含まれていた「熊野」の地名などを使って、愛称を「熊野白浜リゾート空港」とすることに決めたということです。
県では今後、観光パンフレットやイベントなどでこの愛称を使い、空港の知名度を高めていきたいとしています。
10日の会見で、岸本知事は「さらに多くのインバウンド客に来てもらいたい中で、海外でもよく知られている世界遺産の『熊野』という地名を使ったとてもよい愛称をつけてもらえたと思っている」と話していました。