京奈和道 紀の川ICで路面にひび割れ 通行止め続く

京奈和自動車道の紀の川インターチェンジで、路面にひび割れが見つかり、安全確保のため利用できない状態が続いています。
利用再開には少なくとも数か月かかる見通しだということです。

和歌山河川国道事務所によりますと、今月(12月)5日、京奈和自動車道の紀の川インターチェンジで、「路面にひび割れがある」とドライバーから通報がありました。
確認したところ、本線に合流する手前の全長およそ90メートルの区間に複数のひび割れがあったということです。
これを受け、河川国道事務所は、安全確保のため、今月5日から通行止めにして詳しい状況を調べています。
これまでの調査によりますと、路面の下の盛り土がずれている可能性があり、河川国道事務所は、今後、ずれの度合いなどをさらに詳しく調べ、対応を検討する方針で、利用再開までに少なくとも数か月はかかる見通しだとしています。
このため、京奈和自動車道の利用者には、紀の川インターチェンジからおよそ5.7キロ離れた岩出根来インターチェンジか、4.5キロ離れた紀の川東インターチェンジの利用を呼びかけています。
和歌山河川国道事務所の林茂視 副所長は、「ご迷惑をおかけしています。一日も早い利用再開に努めたい」と話しています。