橋本と岩手 大槌町の小学生がオンライン授業 英語や防災学ぶ

東日本大震災で被害のあった岩手県大槌町の小学校とオンラインで結び、英語や防災について学ぶ授業が橋本市の小学校で行われました。

この授業は、橋本市の隅田小学校で英語を教える男性講師が、東日本大震災で被害を受けた大槌町に復興支援でボランティアをしていた縁で行われました。
14日はそれぞれの教室をオンラインでつなぎ、まず、隅田小学校の5年生35人が、英語で自己紹介をし、名前や趣味、それに、好きな食べ物などを伝えていました。
また、大槌学園の5年生60人からは、日ごろ行っている津波を想定した防災訓練として、屋内の2階以上で安全を確保する「垂直避難」や、ふだんの登校時にも避難訓練を行っていることなどが紹介され、橋本市の子どもたちは声を上げて感心していました。
授業を受けた女子児童は、「同い年なのに英語が上手でとてもすごいなと思いました」と話していました。
また、男子児童は、「大槌学園の避難訓練の話を聞いて、僕たちもちゃんと災害に備えたいと思いました」と話していました。