日本生まれの紙芝居 子どもたちに親しんでもらう催し 海南

子どもたちに紙芝居に親しんでもらおうという催しが、海南市の図書館で開かれました。

この催しは、海南市の市民交流施設「海南nobinos」で開かれ、乳幼児とその保護者などおよそ20組が参加しました。
7日は、紙芝居の読み聞かせが行われ、豚や恐竜が次々と登場する作品や、猫が冒険する作品など9つが紹介されました。
子どもたちは、お母さんのひざの上などで興味深そうに見ていたほか、紙芝居にあわせて歌が披露されると楽しそうに体を揺すったり手拍子をしたりしていました。
この読み聞かせは、12月7日の「世界KAMISHIBAIの日」にあわせて、紙芝居の愛好家でつくる「紙芝居文化の会」が、日本で生まれた「紙芝居」に親しんでもらおうと企画しました。
参加した母親は「初めて参加したが惹きつけられ面白かったです。これからも参加したいです」と話していました。
「紙芝居文化の会」の池田光子さんは「たくさん子どもたちに楽しんでもらえてよかった。紙芝居を通じて失敗を怖がらず挑戦しようという思いが伝わればうれしいです」と話していました。