高野町で老人クラブ会員の絵画や工芸品の展覧会

かつらぎ町や高野町、それに九度山町に住む高齢者の絵画や工芸品を集めた展覧会が、高野町で開かれています。

この展覧会は「伊都郡老人クラブ連合会」が毎年開いていて、高野町の町民体育館には、63歳から94歳までの会員の絵画や工芸品など、あわせて69点が展示されています。
このうち、最高齢94歳の参加者、かつらぎ町の鍛治貞子さんの書道の作品は、高齢とは思えない筆の運びや力強さが特徴です。
また、高野町の和泉ヱミコさんの「クレマチスの花」という作品は、和紙で作られたちぎり絵で、白や青の和紙を使って花が立体的に表現されています。
このほかにも、会場にはさまざまな絵画や手芸作品などが展示されています。
展覧会を訪れた男性は「みなさんがそれぞれの立場で力作を作っていて感激しました」と話していました。
「伊都郡老人クラブ連合会」の下坊陽規 会長は、「老人クラブの活動の中で作った作品などが展示されています。見ごたえのある作品もたくさんあるので、多くの人に見に来てほしいです」と話していました。
この展覧会は17日まで開かれています。