JR白浜駅のベンチに地元の人たち手作りの座布団

駅を利用する人たちに少しでも暖かく過ごしてほしいと、白浜町の駅のベンチには、地元の人たちが手作りした座布団が置かれました。

座布団は、これから迎える冬の時期を駅の利用者に少しでも暖かく過ごしてほしいと、毎年、地元の商工会で手作りされています。
7日は、座布団を作った7人がJR白浜駅を訪れ、駅の待合室の木製のベンチにあわせて36枚の座布団をひとつひとつ置いていきました。
座布団にはパンダのイラストが入ったカラフルな生地が使われ、「ようこそ白浜へ」と手書きのメッセージが縫い付けられています。
富山県から観光で訪れた70代の女性は、「熊野古道を歩いて疲れていたところに、やわらかく暖かい座布団があってとてもいいなと思いました」と話していました。
白浜町商工会女性部の愛須良子 部長は、「手作りですがよい出来栄えの座布団に仕上がったと思います。駅の利用者がさっそく使ってくれているのを見て作って良かったと感じています」と話していました。