串本町の水族館 阪神タイガース日本一を祝う魚たちの展示会

阪神タイガースの38年ぶりの日本一を祝う魚たちの展示会が、和歌山県串本町の水族館で始まりました。

串本海中公園センター水族館では、6日から「阪神タイガース優勝おめでとう水槽」と名付けられた水槽が設けられ、近くの海でみられる4種類10匹の魚が展示されています。
阪神のチームカラー、黄色と黒のしま模様が特徴的なのは「カゴカキダイ」です。
ユニフォームを思わせるしま模様の「イシダイ」や「オヤビッチャ」も元気に泳ぎ回っています。
また「トラ模様」が名前の由来となっている「トラウツボ」は、おもちゃのバットの中を住みかにしていました。
訪れた人たちは水槽を眺めたり、写真を撮ったりしていました。
阪神ファンだという、群馬県高崎市からきた50代の女性は「ビールで乾杯しました。38年ぶりなので大変興奮しました。水槽はすばらしい作品で、すごい工夫されています。すごくおめでたい」と話していました。
飼育員の佐久間夢実さんは「阪神ファンの人もそうでない人も、38年ぶりの優勝にちなんだ水槽を見て、楽しい気持ちになってほしい」と話していました。
特別展は12日まで開かれています。