有田川町の棚田「あらぎ島」で稲刈りが最盛期迎える

ひらいた扇のような形に広がる和歌山県有田川町の棚田「あらぎ島」では、稲刈りが最盛期を迎え秋の訪れを感じられます。

和歌山県有田川町の棚田「あらぎ島」は、扇状の棚田が蛇行した有田川にぐるりと囲まれています。
地形に合わせて作られた大小さまざまな田んぼが独特の模様になっていて、その景観の美しさから「日本の棚田百選」に選ばれています。
8月末から、棚田では稲刈りが始まり、いまは黄金色にたわわに実った稲刈りが最盛期を迎えています。
この日は地元の農家の人たちが稲刈り機を使ってさまざまな大きさの田んぼの収穫を行っていました。
あらぎ島が一望できる展望台には秋の訪れを感じながら、稲刈りの様子を撮影する観光客の姿も見られ、京都から訪れた大学生は、「稲刈りの風景を撮影することができてよかったです。季節を感じる写真を撮ることができました」と話していました。
「あらぎ島」の稲刈りは、9月末まで行われるということです。