阪神が18年ぶりのリーグ優勝 県内でも喜びの声

14日、プロ野球の阪神が18年ぶり6回目のセ・リーグ優勝を果たしました。
県内でも喜びの声が聞かれました。

和歌山市内にある「阪神タイガースショップ」では、レプリカのユニフォームや、タオル、それに、選手たちのグッズなど、合わせておよそ2000アイテムを販売していて、18年ぶりのリーグ優勝を受けてけさからさっそくファンが次々に訪れていました。
紀の川市から家族で訪れた女性は、「18年間この瞬間を待っていました。岡田監督は、日本一も必ず達成してくれると思う」と話していました。
また、和歌山市内の20代の女性は、「阪神が優勝したのできょうは有休をとってお店に来ました。このあと家族で祝杯をあげたい」と話していました。
すでに、この店では、ことし7月からの売り上げが去年のおよそ2倍に達していて、さらに15日は、商品などの問い合わせの電話がふだんの2倍になっているということです。
この店では、優勝記念グッズを今月(9月)28日から販売する予定で、販売当日はスタッフを増やして対応するということです。
ショップの村田弘至店長は、「わたし自身も50年来の阪神ファンなので感無量です。みなさんには、ぜひ応援グッズを身にまとって球場に行っていただき、阪神を日本一に導きましょう」と話していました。

【スーパーではセール】。
阪神タイガースの18年ぶりのリーグ優勝を受け、和歌山市内のスーパーマーケットでは、15日から値引きセールが始まりました。
和歌山市のスーパーマーケットの店頭では、15日から17日までの3日間、「アレ!!おめでとうセール」と書かれたチラシをはり出して値引きセールが行われています。
冷凍のたこ焼きや外食チェーンの唐揚げなど、大阪ゆかりの商品がおよそ2割引きで販売されているほか、阪神タイガースの選手の写真がラベルに印刷されたお酒も販売されていました。
一部の商品は、通常より3割以上安くしたということです。
店を訪れた客は、「どこも値上げばかりなので、ありがたい。たこ焼きをいまから買って子どものおやつにしたい。阪神に感謝です」とうれしそうに話していました。
セールを行ったスーパーマーケットの石原秀夫社長は、「県内の魚市場や問屋、そして、メーカーなどもみんな楽しそうに優勝セールに協力してくれた。お客さんも楽しんでくれていて、やっぱり優勝したらみんなうれしいんだなと思いました」などと話していました。