イチジクの一大産地 紀の川市で収穫が最盛期に

紀の川市で、イチジクの収穫が最盛期を迎えています。

和歌山県は、イチジクの生産量が全国一で、なかでも紀の川市は、そのおよそ8割を生産する一大産地です。
路地もののイチジクを栽培する紀の川市の居垣徹哉さんの畑では、日の出とともに夫婦で収穫にあたっています。
この農園では、大きな実がなる「桝井ドーフィン」という品種を栽培していて、10センチほどの実を一つ一つ丁寧に摘み取っていました。
摘み取った実は、倉庫まで運ばれ、出荷用のパックに詰められていました。
居垣さんは、「ことしは、高温で熟度が増して量も多い。これからが出荷のピークです」と話していました。
イチジクの収穫は、11月まで続き、県内をはじめ関西や関東のスーパーマーケットやデパートなどで販売されるということです。