紀の川市 公立保育所の紙おむつ 定額利用サービス開始

紀の川市は、保育所で子どもたちが使う紙おむつについて、準備にかかる保護者らの負担を軽減しようと、9月1日から紙おむつの定額利用サービスを始めました。

紀の川市の公立保育所では、子どもたちが使う紙おむつに保護者が名前を書いて、保育所に持参し、保育所側は、園児ごとに枚数を管理するため保護者と保育士の負担となっていました。
このため、市は、大阪の業者と契約し、9月1日から、1か月ごとに定額料金を支払うことで、紙おむつを持参することなく何枚でも利用できる、いわゆる「サブスクリプション」の仕組みを導入しました。
導入するのは、紀の川市の7つの公立保育所で、希望すれば1か月2508円で利用でき、今月(9月)と来月は無料だということで、子どもにあったサイズが準備されています。
導入されたこばと保育所の保育士は、「業務の負担が減り、その分、子どもたちとのふれあいの時間を増やせるのでうれしいです。保護者からもありがたいという声があがっていました」と話していました。
紀の川市保育課の峰田妃芙美さんは、「保育所とも協力して、紀の川市を子育てしやすい町にしていきたいです」と話していました。