ｅスポーツの競技力向上を目指して 和歌山で高校生たちが合宿

競技人口が年々増え続けている、対戦型のゲームで競い合うスポーツ、「ｅスポーツ」の競技力向上を目指して、高校生たちの合宿が和歌山市で行われています。

この合宿は、▼ｅスポーツを地域活性化の起爆剤にしたいと考える和歌山県と、▼ｅスポーツを教育に利用していこうという民間の会社が協力して開いたもので、２８日から２泊３日の日程で和歌山市内のリゾートホテルで行われています。
会場には、大阪や兵庫、それに神奈川などからきた初心者から上級者の高校生２６人が集まりました。
競技は、敵を倒しながら相手の陣地を奪うという対戦ゲームで、５人１組のチームで競い合います。
生徒たちは、互いに声をかけあったり講師のアドバイスを受けたりして真剣な表情でプレーしていました。
兵庫から参加した高校２年の山口優心さんは、「ｅスポーツの経験はなかったが、興味があって参加しました。味方と協力してプレーするのが楽しい」と話していました。
和歌山県デジタル社会推進課の山中崇央 班長は、「ｅスポーツは市場がどんどん伸びています。将来的には、和歌山県を、全国規模の大会も開けるようなｅスポーツの聖地にしたい」と話していました。