和歌山市 太陽光発電設備の住宅導入を支援 補助申請受け付け

和歌山市は市民が太陽光発電設備などを住宅に導入する際、最大で69万円あまり補助するなど再生エネルギー設備の導入に支援を行うことになり、1日から申請の受け付けを始めました。

これは、和歌山市が地域で脱炭素化を進めようと国の補助金を財源として開始し、1日から市役所の環境政策課の窓口で始まった申請の受け付けには、早速、市民が訪れていました。
支援制度は、▼個人の住宅で、太陽光発電設備を新たに設置する際などに1KWあたり7万円、最大で69万3000円を補助するほか、▼設備に付属した家庭用蓄電池の設置に価格の3分の1を補助するということです。
さらに、▼ガスを使って発電と給湯を行う家庭用燃料電池の設置には、価格の2分の1、30万円を上限に補助します。
対象は、国による再生可能エネルギーの固定価格買取制度の認定を受けていない住宅で、60戸を上限に予算が無くなり次第、受け付けを終了するということです。
申請に訪れた30代の夫婦は「家庭用燃料電池を設置して売電をしたいと考えていたので、補助はありがたいです」と話していました。
和歌山市環境政策課の山野進弥班長は「設備の導入には費用がかかるので、気軽に問い合わせてもらい太陽光発電設備などの導入を前向きに検討してもらいたい」と話していました。