和歌山県 新たな子ども食堂設置を支援 補助制度申し込み開始

和歌山県は、子ども食堂の新たな設置を支援しようと、備品の購入や設備の改修などの費用を補助する新たな制度の申し込みを11日から始めました。

和歌山県は、生活が苦しい家庭を支えながら地域の交流の場となる子ども食堂を、県内のすべての小学校区に設置することを目指しています。
これまでの補助は設置にかかる費用の半分でしたが、新たな制度では▼子ども食堂を新たに設置した上で、エアコンや冷蔵庫、それに調理器具などの購入や施設を改修をする費用に上限40万円、▼学習支援の備品を購入する費用などには20万円を上限にそれぞれ限度額を引き上げ県が補助します。
11日から受け付けが始まり、希望する団体は、県子ども未来課で申し込むことができます。
岸本知事は、「地域のコミュニティーを増やすうえで、子ども食堂は非常にいい手段になる。ひとつでも多く子ども食堂ができて、子どもやお年寄りが交流できる場所になればと思う」と話していました。