白浜町のテーマパーク パンダの「楓浜」が交通安全大使に

11日から始まる夏の交通安全運動を前に、10日、和歌山県白浜町のテーマパークで、ジャイアントパンダの「楓浜」(ふうひん)が「交通安全大使」に任命されました。

和歌山県警察本部では、交通安全の取り組みをPRしようと、4年前からジャイアントパンダを交通安全大使に任命しています。
11日から始まることしの夏の交通安全運動では、2歳のメスのジャイアントパンダ「楓浜」が、去年に続いて大使に選ばれ、10日、記念の式典が開かれました。
式典では、横断歩道での歩行者優先の徹底を呼びかけることにちなんで、竹を並べて作った横断歩道が用意され、大使に任命された楓浜は、さっそくゆっくりとした足どりで横断歩道の上を歩いたり、おいしそうに竹を食べたりしていました。
楓浜は、今後1年間、アドベンチャーワールドで上映されるPR動画のほか、ポスターやチラシに登場し交通安全に貢献するということです。
和歌山県警察本部の出納延計交通部長は「交通安全のメッセージが多くの人に伝わり、和歌山の交通環境がより良くなるよう、大人気の楓浜には力を貸していただきたい」と話していました。