米国で「スペースキャンプ」に参加する中学生の壮行式 串本町

串本町の中学生が来月(7月)、アメリカで開催される宇宙について体験しながら学べる「スペースキャンプ」に参加することになり、20日、壮行式が開かれました。

「スペースキャンプ」に参加するのは、串本町の中学3年と2年のあわせて4人です。
町に国内初の民間ロケット発射場が整備されていることから、宇宙に関する教育活動を行う「日本宇宙少年団」から紹介を受けたということです。
20日は町役場で壮行式が開かれ、田嶋勝正町長から、「多くの経験や体験をして友だちや私に報告してほしい。串本から打ち上げられるロケットを一緒に見たい」と激励されました。
アメリカ・アラバマ州で、7月1日から1週間行われる「スペースキャンプ」では、▼宇宙計画や宇宙船のクルーの役割などを学ぶほか、▼施設を見学したり、▼宇宙飛行士のさまざまな訓練を体験したりするということです。
串本西中学校3年の河原福太さんは、「積極的にいろんな人に話しかけてたくさん吸収し、帰ってきたらいろんな人に伝えていきたい」と話していました。
串本中学校3年の杉本爽真さんは、「串本古座高校の宇宙探究コースに興味があり、アメリカで宇宙のことを習って興味がわいたら、そのコースで将来のことを考えたい。どんなことがあるか楽しみです」と話していました。