衆議院の和歌山新1区 自民の鶴保氏が立候補表明

県内の衆議院の小選挙区が3から2に減ることに伴って自民党の参議院議員、鶴保庸介氏が新しい1区から立候補すると正式に表明しました。

次の衆議院選挙から県内の小選挙区が3から2に減ることに伴う候補者の調整について、自民党は今月16日、新しい和歌山1区から参議院和歌山選挙区選出の鶴保庸介氏を擁立する方針を決めました。
これをうけて、鶴保氏は17日、和歌山市で記者会見を開き、「地域の最大の課題である人口減少をなんとかしたい。大変厳しい選挙になるが、思いのたけを有権者の皆さんに訴えたい」と述べ、新しい和歌山1区から立候補することを正式に表明しました。
鶴保氏は56歳。
平成10年の参議院選挙から5期連続で当選し、これまでに沖縄・北方担当大臣などを務めました。
これに伴って、参議院の和歌山選挙区の補欠選挙が行われることになりますが、鶴保氏は参議院議員を辞職する時期については「タイミングをはかりたい」と述べるにとどまりました。
衆議院の新しい和歌山1区には、現在の1区選出の日本維新の会の現職、林佑美氏が立候補の意向を示しているほか、参政党の新人、林元将崇氏が立候補の予定です。