大型連休中 県内を訪れた観光客 感染拡大前の7割まで回復

ことしの大型連休中に和歌山県内の主な観光地を訪れた人は、78万8600人と去年と比べて3万人余り増え、新型コロナウイルス感染拡大前のおよそ73%まで回復していることがわかりました。

和歌山県のまとめによりますと、ことし4月29日から先月(5月)7日までの9日間の大型連休中に、白浜町など県内の主な観光地7か所に宿泊や日帰りで訪れた観光客は、あわせて78万8600人でした。
これは、新型コロナウイルスによる行動制限のなかった去年より3万500人、率にして4%増えていて、新型コロナウイルス感染拡大前の2019年と比べると72.8%まで回復していることがわかりました。
観光地別では、▼白浜町が18万8300人で、コロナ禍前の68.2%、▼那智勝浦町が9万9400人で、95.6%、▼田辺市本宮町が9万6400人で、56.1%▼高野町が7万6300人で、80%にまで回復しています。
和歌山県観光振興課は「外国人観光客も各地で戻ってきていて県内観光地への新型コロナウイルスの影響は脱しつつある。夏の観光シーズンに向けてさらに誘客に取り組みたい」と話しています。