和歌山 2日昼すぎから警報級大雨のおそれ 土砂災害など警戒

梅雨前線に台風周辺の暖かく湿った空気が流れ込む影響で、和歌山県では2日昼すぎから夜遅くにかけて、警報級の大雨になるおそれがあります。
気象台は、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒するよう呼びかけています。

和歌山地方気象台によりますと、梅雨前線の影響で県内では1日夜から広い範囲で雨が降り始める見込みです。
さらに、前線に向かって台風周辺の暖かく湿った空気が流れ込む影響で2日昼すぎから夜遅くにかけて、大気の状態が非常に不安定となる見通しで、警報級の大雨となるおそれがあります。
2日は北部・南部ともに多い所で、1時間に50ミリの非常に激しい雨が予想されています。
また、2日夕方までの24時間に降る雨の量は、いずれも多い所で、北部で200ミリ南部で250ミリと予想されています。
前線の南下が予想よりゆっくりとなった場合には、2日午後を中心に土砂災害の危険性がさらに高まるおそれがあるとして、気象台は、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒するよう呼びかけています。