県農林大学校 社会人課程の修了式 かつらぎ町

かつらぎ町の県農林大学校で、将来、農業に携わることを目指す社会人を対象にした課程の修了式が行われました。

10日の修了式には、去年5月から就農などに必要な知識や技術を学んできた20歳代から50歳代までの5人が出席し、一人一人、修了証を受け取りました。
このあと、研修生代表で紀の川市の引口景子さんが、「農林大学校を通して農業の基礎知識を身につけることができました。今後は日々精進し、和歌山県の農業振興に努めてまいります」と決意を述べました。
この社会人課程は、これまで17年間で142人が研修を受けていて、およそ9割が実際に農業に従事しているということです。
紀の川市の冨田雅之さんは、「実践を通して野菜の栽培技術を身につけることができました。ここで得た知識や技術を生かして立派な農家になりたいです」と話していました。