県内企業への理系学生の就職増へ 奨学金の助成制度を拡充

県内の企業に就職する理系の若者を増やそうと、県は大学生などが借り入れた奨学金の返還を助成する制度を拡充することになりました。

和歌山県は、理系の若者の県内企業への就職を促そうと、理系の大学生や高等専門学校の学生などが技術職や研究開発職として就職し3年間勤務した場合、借り入れた奨学金を最大で100万円助成する制度を平成28年から導入しています。
これまでは、製造業または情報サービス業に就職する理系の学部の卒業生などに限られていました。
今後は、農業・林業、漁業、建設業や医薬品小売業などの業種も対象となり、一定の条件を満たして理系の職種につけば、文系の学部の卒業生でも助成を受けられるようになります。
県は今後、制度の利用を希望する大学生などの募集を進めるとともに、学生の受け入れを検討する県内の企業を対象に来月(12月)15日に説明会を開く予定です。
仁坂知事は、「いずれの業種でも多くの良い人材をとりたい、制度を使わせてほしいという要望がけっこうきている。この制度をきっかけに優秀な学生が県内企業に来てくれるといい」と話していました。