有田 製油所跡地活用で検討会 市など“雇用につなげて”
来年10月をめどに閉鎖が決まっている有田市のENEOSの和歌山製油所の跡地の活用方法についての検討会が24日開かれ、有田市などが雇用の維持につながる事業をしてほしいと要望しました。
有田市のENEOS和歌山製油所は来年10月をめどに閉鎖されることが決まっていて、県や有田市などは跡地利用をめぐって、これまで会社側と事務レベルで協議を続けてきました。
24日は、県の商工観光労働部長や有田市の望月良男市長など、トップレベルが参加する検討会が開かれました。
議論は非公開で行われましたが、県などによりますと、冒頭に会社側からは新しいエネルギー事業を始めることなど、複数の案が提示されたということです。
その後、県や有田市などから、雇用の維持につながる事業や、脱炭素につながる新たなエネルギー事業を行ってほしいといった要望が出されました。
県などによりますと、今後は事務レベルで協議を続け、結果がまとまれば改めて、検討会を開くということです。