お盆期間の医療体制強化 「観察・処置ステーション」設置

感染者が急増するなか、県は、医療体制が特に手薄になるお盆の期間に、症状が悪化した感染者などを一時的に受け入れる「観察・処置ステーション」を設置したと発表しました。

県が和歌山市の和歌山労災病院に設置する「観察・処置ステーション」は、症状が悪化したものの、入院先がない感染者などを一時的に受け入れる施設です。
施設には10床の病床が用意され、医師や看護師など4人が24時間対応にあたり、点滴や酸素投与などの処置が可能になっています。
開設期間は、医療体制が特に手薄になるお盆期間中の8月12日から15日までの4日間になっていますが、県は、医療従事者が確保できれば、今後も土日や休日は同様の対応を行いたいとしています。
また、県は医療機関の負担を軽減するため、一部の患者について検査を省略して「みなし陽性」にすることを決めました。
「みなし陽性」にされるのは、陽性者の同居家族や、クラスターが発生した施設などの利用者で、検体の採取が難しく症状がある人に限られていて、医師が判断のうえ、決定するということです。
和歌山県の野尻孝子技監は、「お盆の期間でも少しでも県民の命を守ろうという取り組みです。医療体制がギリギリの状況が続くなかで、できうる取り組みを県をあげて進めたい」と話していました。