参院選公示 和歌山選挙区に5人が立候補 来月10日に投開票

第26回参議院選挙が、22日公示されました。
定員が1人の和歌山選挙区には現職と新人あわせて5人が立候補し、来月10日の投票日に向けて18日間の選挙戦に入りました。

立候補したのは、届け出順に、
▼新党くにもりの新人、谷口尚大氏(42)。
▼共産党の新人、前久氏(66)。
▼自民党の現職で公明党が推薦する、鶴保庸介氏(55)。
▼NHK党の新人、遠西愛美氏(37)。
▼参政党の新人、加藤充也氏(57)。
以上の5人です。
和歌山選挙区では、定員が1人となった第2回参議院選挙以降、最多の立候補者数となっています。

新党くにもりの新人、谷口尚大候補は、「消費税ゼロも可能だし大型財政出動も可能です。景気を戻してできることを精いっぱいやっていきます」と訴えました。

共産党の新人、前久候補は、「ロシアのウクライナへの侵略戦争に乗じて軍事費の拡張が進められようとしています。軍拡にストップをかけ、日本の平和を守り抜いていきたいと思います。また、庶民への大増税や年金カットにストップをかけ社会保障を充実させたい。庶民の暮らしを守る政治に転換していきましょう」と訴えました。

自民党の現職で公明党が推薦する鶴保庸介候補は、「世界の情勢が大きく変わる中、私たちも考え方の枠組みを変えていかなければならない。観光バスのルート作りや新しい商店街、新しい技術を使ったコミニュティバスなど観光振興などをはかり和歌山という地方から日本全体を元気にしていきたい」と訴えました。

NHK党の新人、遠西愛美候補は、「年金受給者の受信料無料化を公約として活動していく。そして、税率を下げることで経済を活性化させ税収をアップさせていく」と訴えました。

参政党の新人、加藤充也候補は、「教育、食と健康、そして国まもり。ここについてまいしんする。いきいきして明るく生きていける日本にしていきましょう」と訴えました。

選挙戦では、物価高騰対策や外交・安全保障政策、それに憲法改正などについて論戦が繰り広げられる見通しです。
参議院選挙は18日間の選挙戦を経て来月(7月)10日に投票が行われ、即日開票されます。

【各党談話】。
▼自民党和歌山県連の山下直也 幹事長は「政権を担う政党として、人々の命と暮らしを守る責任を果たしながら、全力で戦い抜く覚悟です。選挙戦では、原油価格の上昇、円安などによる急激な物価高対策を中心に訴えてまいります」とコメントしています。

▼立憲民主党和歌山県連の山本忠相 代表は「和歌山県民の生活にも物価高が直撃しているが、岸田内閣は十分な対策を打てていない。私たちは国民生活に即した対策を提案していく。県民の理解が得られるよう、最大限の努力を行う」とコメントしています。

▼公明党和歌山県本部の多田純一 代表は「長期化するコロナ感染、ロシアのウクライナ侵略、急激な物価高騰と円安など大きな課題が山積する中、スピード感と責任感を持って政策を実現することをしっかり訴えてまいります」とコメントしています。

▼日本維新の会和歌山県総支部の林隆一 幹事長は「『将来世代への投資』を公約の一つに掲げ、出産や教育の無償化の実現を政策目標とする。『野党第一党』全国政党を目指し、1人でも多く当選できるよう努める」とコメントしています。

▼国民民主党和歌山県連の浦口高典 代表代行は「物価高騰で苦しむ国民生活を支えるため、消費税減税を中心とした家計の負担軽減に取り組みます。実質賃金を上昇させ国民一人一人が豊かさを実感できるよう政策を実行します」とコメントしています。

▼共産党和歌山県委員会の下角力 委員長は「日本の平和を守り憲法9条を生かす外交、物価高騰から国民の暮らしを守る政策を訴えぬきます。軍拡の大合唱に真正面から対決し、戦争する国づくりにストップをかける決意です」とコメントしています。

▼社民党和歌山県連合の東山昭久 代表は「物価高・生活再建に消費税3年間ゼロ、最低賃金時給、1500円の実現。誰もがともに元気に生きる多様性社会へ。がんこに平和、暮らしが一番。候補者の必勝をめざして全力で闘います」とコメントしています。

【JR和歌山駅前で有権者に聞く】。
和歌山市のJR和歌山駅前で有権者に聞きました。
和歌山市の70代の女性は「若い人が家庭を持てるように働く場所を増やしたり、賃金を上げたりするような政策を期待したい」と話していました。
有田市の19歳の女性は「和歌山市にある大学で教育について学んでいて和歌山県で就職しようと考えている。交通アクセスや子どもを預かってくれる施設が充実すればうれしい」と話していました。
紀美野町から和歌山市内の職場に通勤している30代の男性は「ガソリン価格が上がっていることが気になっている。車やガソリンにかかっている税金の負担が軽減されるか注目したい」と話していました。

【新宮市では・・】。
新宮市では有権者からさまざまな声が聞かれました。
70代の男性は「新型コロナで若い人が職に就けないという話も聞く。非課税世帯への補助だけでなくもっといろいろ困っている人に目を向ける政治をしてくれるかを基準に、市民の生活に密着した候補者を選びたい」と話していました。
果物店を経営している80代の女性は「コロナが始まってからずっと不景気な中で、物価高で何もかも値段が上がってお客さんは来ないし売れ行きも悪い。ちょっとでも景気をよくしてもらうような人に投票したい」と話していました。
60代の女性は「投票には行きますが選挙ポスターの公約とかを見るぐらいで詳しいことはよくわからない。物事をはっきりと示してくれる党や候補者に票を入れたい」と話していました。