真田昌幸しのび花火を打ち上げ 命日とされる4日に九度山町で
九度山町にゆかりがある戦国武将、真田昌幸の命日とされる6月4日にあわせて、昌幸をしのぶ花火の打ち上げが4日、九度山町で行われました。
この催しは、真田幸村の名で知られる信繁の父、昌幸が慶長16年・1611年の6月4日に亡くなったとされていることから、真田家の歴史を伝える市民グループが今回、初めて企画しました。
花火は掛け声とほら貝の合図とともに山あいの小学校跡地から、真田家の家紋、六文銭にちなみ66発が打ち上げられました。
訪れた人たちは、夜空を彩った花火と山あいにこだまする音に歓声を上げていました。
花火を見に訪れた地元の人は「山あいなので、花火が身近に感じて良かったです」と話していました。
花火を企画した市民グループ「紀州真田会」の折原収さんは「真田昌幸を知ってもらいたいと花火を打ち上げました。コロナの閉そく感の中、皆さんに喜んで花火を見てもらいました」と話していました。