和歌山市 有吉佐和子記念館6月開館 書斎復元し原稿など展示

小説「紀ノ川」などで知られる和歌山市出身の作家、有吉佐和子の書斎を復元し、手書きの原稿などを展示する記念館が、和歌山市に6月開館することになりました。

和歌山市出身の作家、有吉佐和子は、小説「紀ノ川」など和歌山を題材にした作品をはじめ、「恍惚(こうこつ)の人」や「複合汚染」など、社会問題をテーマにした作家としても知られています。
和歌山市は、この郷土出身の作家について広く市民に知ってもらおうと、家族から寄贈された机や書棚などから有吉さんの書斎を復元した記念館を、1億3000万円をかけて紀の川の近くに整備し、6月開館することになりました。
外観は木造2階建ての邸宅を模していて、2階には書斎と和室が復元され、1階は「紀ノ川」の原稿などおよそ1500点の資料を展示します。
2階にある和室では、有吉さんも親しんだ茶会を定期的に催して、市民に親しんでもらうということです。
和歌山市文化振興課は、「市民図書館にすでに設けられている有吉佐和子の作品を紹介するコーナーとあわせて、作家の人となりや作品の世界に触れてほしい」と話しています。