七夕を前に 短期大学の学生が浴衣姿で授業 宇都宮

今月7日の七夕を前に、宇都宮市の短期大学で学生たちが浴衣姿で授業を受けました。

宇都宮市の作新学院大学女子短期大学部では保育士や幼稚園の教諭を目指す学生たちに、日本の伝統的な文化である「七夕」についての理解を深めて将来の仕事に生かしてもらおうと毎年この時期に学生が浴衣で授業を受ける取り組みを行っています。
4日はおよそ60人の学生が参加して自分たちで用意したあじさいやひまわりの絵柄があしらわれた白や青、黄色など色鮮やかな浴衣を着て授業を受けました。
このうち、体育の授業では、子どもたちに教えるための簡単な振り付けの踊りを学んだり、学生が先生役と子ども役に分かれ、運動遊びの模擬授業を行っていました。
先生役の学生たちは、子どもに伝わりやすいよう分かりやすく簡単なことばを選びながら遊びのルールやコツを伝えていました。
また、大学のキャンパス内には、学生たちの願い事が書かれた短冊もささに飾られていてキャンパスは一足早く七夕の雰囲気に包まれていました。
参加した女子学生は、「浴衣を着ながらの授業は新鮮で楽しかったです。七夕は、浴衣を着て短冊を飾る行事なんだよと先生になったら子どもたちに伝えていきたいです」と話していました。