日光の二荒山神社で風鈴まつり

世界遺産に登録されている日光市の二荒山神社で、風鈴まつりが開かれています。

日光市の二荒山神社は風鈴の音色で心を癒やしてもらおうと、毎年境内で風鈴まつりを開催していて、ことしは1日から始まりました。
ことしは日光の社寺が世界遺産に登録されてから25年になることにあわせて、25メートルにわたって250個の風鈴をさげた風鈴のトンネルが作られ、多くの観光客が足を止めて写真を撮っていました。
また境内には、陶芸家でもある神社の職員が、自宅の工房で焼き上げた陶器と磁器の風鈴あわせて1000個ほどが取り付けられています。
中にはメロディーを奏でられるよう音の高さが異なる風鈴も飾られていて、訪れた人たちが音色の違いを聞き比べるなどして楽しんでいました。
二荒山神社の齋藤芳史権宮司は「日光は涼しいところですが、この風鈴の音色でさらに涼しくなってもらえると思います。涼しさを求めてぜひ多くの皆さんに来てもらえれば」と話していました。
二荒山神社の風鈴まつりは、9月8日まで行われています。