栃木県知事選 現職が6期目を目指し立候補の意向を表明

ことし予定されている栃木県知事選挙に福田富一知事が6期目を目指して立候補する意向を表明しました。

福田知事は、21日午後5時半から宇都宮市内のホテルで自身の後援会の会合を開きました。
このなかで福田知事は、「秋の知事選挙に立候補する決意をいたしました。命、政治生命、ともにかけて、そして、初心にかえって秋の戦いを進めてまいります」と述べ、ことし予定されている県知事選挙に、6期目を目指して立候補する意向を表明しました。
福田氏は、日光市出身の71歳。
県議会議員や宇都宮市長を経て、平成16年の県知事選挙で初当選し、現在5期目を務めています。
現在、複数の政党が独自の候補者の擁立を目指していますが、立候補を表明したのは福田知事が初めてです。

栃木県知事選挙は、ことし12月8日に福田知事が5期目の任期満了を迎えるのに伴って、年内に告示され、投票が行われます。
任期満了に伴う県知事選挙は、法律で、任期満了日前30日以内に実施し、告示は、少なくとも投開票日の17日前までに行うとされています。
このため、次の県知事選挙の告示日は10月の後半から11月の後半、投開票日は11月の前半から12月の前半の間に設定されることになります。
栃木県選挙管理委員会によりますと、県知事選挙の日程は、8月21日に開く予定の会合で決定する見通しだということです。