58品種 約1万匹のメダカを鑑賞「豪華絢爛メダカ展」大田原

観賞用に、さまざまな色や形に品種改良された1万匹のメダカを楽しめる催しが大田原市にある水族館で開かれています。

この催しは、「栃木県なかがわ水遊園」が「豪華絢爛メダカ展」と銘打って企画したもので、58品種のメダカ、およそ1万匹を観賞することができます。
「アクアマリン」と名付けられたメダカは、ラテン語で「海水」を意味する3月の誕生石を連想させる、透明感のある白い体と優雅な青いひれが特徴です。
「黄透明鱗出目目前」は、黄色がかった体、透明なウロコ、それに、飛び出た目など、特徴がそのまま名前になっています。
「目前」は、目が斜め前を向いているという意味で、正面から見ると目を合わせてくれたかのような感覚を楽しめます。
このほか会場には、世界三大美人の1人、「楊貴妃」の名を持つ赤いメダカと黄色い「ヒメダカ」合わせて6000匹が密集して泳ぐ姿を楽しめる水槽も展示されています。
メダカを観賞用に品種改良する動きは、「改良メダカ文化」として人気が高まっていて、20年前、改良メダカは20品種ほどでしたが、現在は500品種に上るということです。
「なかがわ水遊園」の展示チームのリーダー、日下部雄太さんは「生き物への興味につながって欲しいと考え、企画しました」と話していました。
この企画展、「豪華絢爛メダカ展」は8月25日まで開かれています。