日光 霧降高原 ニッコウキスゲが開花 初夏の訪れ告げる

日光市の霧降高原で、初夏の訪れを告げるニッコウキスゲの花が咲き始め観光客を楽しませています。

日光市の霧降高原にある、標高1500メートル前後に広がるキスゲ平にはニッコウキスゲの群生地があり、毎年6月下旬から7月にかけて一斉に花を咲かせ、高原全体が黄色く彩られます。
ニッコウキスゲは朝、花を咲かせると夕方にはしおれてしまう「一日花」で、ひと株に3つから5つほどの花を咲かせるのが特徴です。
ことしも先週から標高の低いところから咲き始め、15日は黄色いかれんな花に囲まれ散策を楽しんだり記念写真を撮ったりする観光客の姿が見られました。
那須塩原市から訪れた観光客は「きょうは咲いて良かったです。風が似合う雰囲気の花だな思います」と話していました。
キスゲ平を管理する「自然公園財団日光支部」によりますと、ニッコウキスゲは24日の週に見頃を迎え、来月上旬まで楽しめるということです。