栃木 夫婦遺体事件 仕事上の関係利用し事件に加担させたか

栃木 夫婦遺体事件 仕事上の関係利用し事件に加担させたか

栃木県那須町で都内の会社役員の夫婦の遺体が見つかった事件で、被害者の娘の内縁の夫は、ともに殺人の疑いで再逮捕された不動産会社役員に対して夫婦に物件を仲介させる際の手数料を上乗せしていたとみられることがわかりました。
警視庁は、仕事上の関係を利用して事件に加担させたとみて詳しいいきさつを調べています。

ことし4月、栃木県那須町で会社役員の宝島龍太郎さん(55)と妻の宝島幸子さん(56)が遺体で見つかった事件で、警視庁は首謀者とみられる宝島さんの長女の内縁の夫、関根誠端容疑者(32)と不動産会社役員の前田亮容疑者(36)を殺人の疑いで再逮捕し、16日、検察庁に送りました。
その後の警視庁の調べで、関根容疑者は、前田容疑者に対して夫婦に店舗用の物件を仲介させる際に「企画料」として手数料を上乗せしていたとみられることが捜査関係者への取材でわかりました。
高額な利益を上げさせていたとみられ、警視庁は関根容疑者が仕事上の関係を利用して事件に加担させたとみて詳しいいきさつを調べています。