ドイツ駐日大使が下野市を訪問 姉妹都市締結50周年を前に

ドイツの駐日大使が23日下野市を訪れ地元の子どもたちと交流を図りました。

23日下野市役所を訪れたのは、ドイツのゲッツェ駐日大使ら、都内のドイツ大使館に勤務する3人です。
地元の園児や市の職員がドイツ国旗を振ったり、「下野市へようこそ」とドイツ語で声をかけたりして、歓迎しました。
このあと市役所内に設けられた会場で、園児たちが和太鼓の演奏を披露すると、ゲッツェ駐日大使は「すばらしいパフォーマンスでとても感動しました」と感謝の気持ちを伝えていました。
そして、ドイツの食べ物について子どもから質問を受けると、「ソーセージやパンなど、おいしい食べ物がたくさんありますが、ドイツ人は日本食も大好きです」と答えていました。
大使は、来年、下野市とドイツのディーツヘルツタール市の姉妹都市締結が50周年を迎えるのを前に下野市を訪れたもので、坂村哲也市長との懇談では互いに、中学生のホームステイの受け入れを続けていることについて、「市と市民の貢献が必要な取り組みで、非常に尊敬に値することだ」と述べました。
これに対し、坂村市長は、「多方面で関係性を深め、ドイツと下野市、それぞれの発展につながればうれしい」と答えていました。