20年前に開業「カトレアガーデン宇都宮南」 来月営業終了へ

20年前に開業した宇都宮市の郊外にある複合商業施設が、来月営業を終了し、21のテナントすべてが閉店することになりました。

営業を終えるのは、大手住宅メーカーのグループ会社「大和ハウスリアルティマネジメント」がテナントを貸し出していた複合商業施設、「カトレアガーデン宇都宮南」です。
会社によりますと、来月10日までに施設の営業を終了し、ベビー用品店や飲食店など21のテナントは順次、閉店するということです。
「カトレアガーデン宇都宮南」は、宇都宮市インターパーク4丁目の5万4千平方メートルの敷地に、20年前の平成16年に開業しました。
宇都宮市の中心部から7キロ程の 北関東自動車道 宇都宮上三川インターチェンジの近くにあり、「国道新4号バイパス」からのアクセスがいい上に大型の駐車場を備え、週末を中心に多くの利用者がありました。
営業終了の理由について、会社は「テナント企業との契約期間が満了を迎えるため」とした上で今後については、「11月にかけて建物の解体工事を行う。跡地をどう利用するかは現時点では答えられない」としています。