栃木市の飲食店で食中毒 17日から営業停止処分

栃木市の飲食店で食中毒 17日から営業停止処分

栃木市の飲食店で食事をした3人が発熱や下痢などの症状を訴え、2人からカンピロバクターという食中毒を引き起こす菌が検出されたことから、県は、飲食店の食事を原因とする食中毒と断定し、この店を、17日から、営業禁止処分にしました。

県によりますと、今月7日、栃木市平井町の飲食店、「あづま家」で食事をした30代から60代の男女3人が相次いで発熱や下痢などの症状を訴え、検査の結果、このうち2人からカンピロバクターという食中毒を引き起こす菌が検出されました。
その後、3人とも快方に向かい、入院した人はいないということです。
提供された食事は、焼き鳥や、卵焼き、それに、だんごなどだったということです。
県は、この食事を原因とする食中毒と断定し、この飲食店を17日から、ちゅう房の消毒の徹底など衛生的環境が確保されるまでのあいだ、営業禁止処分にしました。
県医薬・生活衛生課は、とり肉を食べる際には十分加熱するよう注意を呼びかけるとともに、飲食店には衛生管理を徹底するよう改めて指導する方針です。