日光 弥生祭「本祭り」武者行列 みこし「神橋」を初めて渡る

日光市の二荒山神社で開催されている「弥生祭」は最終日の17日「本祭り」が行われ、武者行列や神社のみこしが、およそ1キロの区間をパレードしました。

5日間にわたって開催される「弥生祭」は、日光市の二荒山神社におよそ1200年前から伝わる例祭で、最終日の17日行われた「本祭り」でも11台の山車が市内を練り歩き、神社の境内に集結しました。
このあと時代衣装を身にまとった市民およそ200人が、二荒山神社の境内から同じ地区にある別の神社までの、およそ1キロの区間を練り歩きました。
そして、厳かな雰囲気のなか、武者行列のあとには神社の3基のみこしが続きました。
ことしは、日光の社寺が世界遺産に登録されて25年の節目になることから、武者行列とみこしは、例年とは異なる「神橋」を通るルートを通りました。
みこしが「神橋」をわたるのは歴史上、初めてだということです。
「神橋」に平行して架かる「日光橋」には多くの観光客らが詰めかけ、勇壮な行列を眺めたりカメラに収めたりして時代絵巻を楽しんでいました。