宇都宮市出身のジュエリー作家 清嶋あやさんの作品展

天然石の特徴を生かした個性的なデザインで人気の宇都宮市出身のジュエリー作家、清嶋あやさんの作品展が宇都宮市で開かれています。

清嶋あやさんは、彫金や「アートクレイ」と呼ばれる細工技術などを学び、自身のブランドを立ち上げた宇都宮市出身のジュエリー作家です。
宇都宮市松が峰のギャラリーで開かれている作品展では、清嶋さんがみずから買い付けた世界各国の天然石に、オリジナルのデザインを施した「1点物」のジュエリー作品、およそ500点が展示されています。
このうち「庭園水晶」とも呼ばれる天然石「ガーデンクォーツ」の指輪は、水晶の中を茶葉のような内包物が漂っているように見える石の特徴をいかした作品です。
また、「針水晶」とも呼ばれる「ルチルクォーツ」などの四角形の天然石を重ねて制作された指輪は、桜の木を窓から眺めているかのように見えるデザインに仕上がっています。
清嶋さんは「ダイヤモンドなどの宝石と違って、天然石には、内包物によって表情が変わるおもしろさがあります。自分だけの1点を探して楽しんでもらいたい」と話していました。
この作品展は、宇都宮市松が峰の「ギャラリーハンナ」で今月21日まで開かれています。