SNSでうその投資話 約1億2300万円詐取される 下野

SNS上のウソの投資話を信じた栃木県下野市の60代の女性がおよそ1億2300万円をだまし取られる被害があり、警察は詐欺事件として捜査するとともに、SNSでの投資話は詐欺を疑うよう呼びかけています。

警察によりますと、去年11月、下野市に住む67歳の女性がFacebookに掲載されていた投資の広告をクリックしたところ、LINEでのやりとりに誘導され、「金」に投資するウソの投資話を持ちかけられました。
この話を信じた女性は、去年12月から先月にかけて投資金や手数料の名目で指定された口座に、27回にわたって合わせておよそ1億2300万円を振り込んだということです。
この間、女性のパソコンには、投資の利益が入金されたかのような画面が表示されていたということです。
「SNS型投資詐欺」の被害は全国的に急増していて、今回の被害額はことし栃木県内で確認されたなかで最も多額だということです。
警察は、詐欺事件として捜査するとともに、SNSでの投資話は詐欺を疑うよう呼びかけています。