野生の死んでいるフクロウ 鳥インフルの陽性反応 那須塩原

那須塩原市の森林で野生のフクロウ1羽が死んでいるのが見つかり、検査の結果、鳥インフルエンザの陽性反応が確認されました。

県は、今後、詳しい検査を行い、毒性の強い「高病原性」のウイルスかどうか確認することにしています。
県によりますと、8日午後2時ごろ、那須塩原市の森林で野生のフクロウ1羽が死んでいるのが見つかり、県が簡易検査を行ったところ、A型鳥インフルエンザの陽性反応が確認されたということです。
県は、今後、茨城県つくば市にある国の研究機関でさらに詳しい検査を行い、毒性の強い「高病原性」のウイルスかどうか確認することにしています。
フクロウが見つかった場所の消毒はすでに終えていて、今のところ、周辺にある養鶏場など鳥の飼育農場から異常の報告はないということです。
県は、周辺の半径10キロ圏内で野鳥の調査を行うなど監視を強化することにしています。
また、▽死んだ野鳥などを見つけた時は触らずに県に連絡し、▽感染症を拡大させるおそれがあるため野鳥への餌やりはやめるよう呼びかけています。