栃木 県警察学校で入校式 新人警察官と警察職員に辞令

この春、新たに栃木県警に採用された新人の警察官と警察職員の入校式が行われました。

宇都宮市の県警察学校で行われた入校式には、この春新たに採用された新人の警察官と警察職員88人とその家族や関係者、合わせておよそ300人が出席しました。
はじめに1人ずつ氏名が読み上げられ、代表の岡田和花巡査が県警察本部の難波健太本部長から辞令を受け取りました。
また、平野聖人巡査が「なにものにもとらわれず良心のみに従い、公平中正に職務にあたることを誓います」と宣誓しました。
これに対し、難波本部長は、「県民の期待に応えるため、人格を磨き、頼りがいのある治安のプロになるべく努力してほしい」などと訓示しました。
県警察本部によりますと、新人警察官に占める女性の割合は増加傾向にあり、この春に採用されたのは27人と、全体の37.5%だったということです。
岡田巡査は「警察学校での生活できちんと人格を磨けるよう頑張りたい。女性警察官として性被害などで被害に遭った人の気持ちにきちんと寄り添える親切で頼もしい警察官になりたいです」と話していました。
入校した警察官は警察学校で寮生活を送りながら半年から10か月かけて法律や実務を学んだあと、県内各地の交番に配属されることになっています。