栃木県警 難波本部長「警戒の空白生じさせない組織運営を」

新年度にあわせて県内のすべての警察署長などが出席する会議が開かれ、県警察本部の難波健太本部長が「新年度の人事異動に伴う新体制を早期に確立し、警戒の空白を生じさせない組織運営を進めてほしい」と訓示しました。

この会議は、事件や事故への対応について方針を確認するため年度の始めなどにあわせて定期的に開かれていて、3日は県内に19ある警察署の署長や警察本部の部長などおよそ70人が出席しました。
冒頭、県警察本部の難波本部長が訓示を行い「新年度の人事異動で職場環境に慣れていない職員も多いと思うが、これを理由とした業務停滞や執行力の低下は許されない。的確な業務遂行のため体制を早期に確立し、警戒の空白を生じさせない組織運営を進めてほしい」と述べました。
このあと会議は非公開で行われ、去年1年間の被害額が5億円を超えた特殊詐欺や去年、認知件数が過去最多となった児童虐待への対策を強化することなどを確認したということです。