栃木県 新型コロナ検査 東京と埼玉の事業者に補助金返還命令

栃木県は、新型コロナウイルスのPCRなどの検査を無料で行っていた事業者について審査した結果、東京と埼玉県の事業者が、いずれも適正に事業を行っていないことが分かったとして、県は、これらの事業者に対し、補助金の返還命令を行いました。

栃木県では、2021年12月から去年3月まで新型コロナのPCRなどの検査を無料で受けられる事業を行っていて、実施した事業者に対し、補助金を交付していました。
この補助金の申請について栃木県が審査した結果、東京の医療関連の株式会社「メディトランセ」と、埼玉県の一般社団法人「日本メディカルエステ協会」が適正に事業を行っていないことが分かったとして、県は、28日付けで補助金の返還命令を行いました。
返還を請求した額は「メディトランセ」が4729万円あまり、「日本メディカルエステ協会」が3654万円あまりとなっています。