小山市の飲食店の食事で食中毒 32人症状訴え 営業禁止処分

小山市の飲食店で食事をした園児と保護者あわせて32人が下痢や発熱などの症状を訴え、一部の人からノロウイルスが検出されました。
県は、飲食店の食事を原因とする食中毒と断定し、この店を営業禁止処分にしました。

県によりますと、今月9日、小山市の飲食店、『BeeHouse』で食事をした園児と保護者あわせて32人が下痢や発熱、おう吐などの症状を訴え、検査の結果、17人からノロウイルスが検出されました。
その後、全員が快方に向かっていて、入院した人はいないということです。
食事は、ミックスサラダやミートソースのスパゲッティー、それに、ハンバークなどが大皿に盛られ、各自、皿に取って食べる形で提供されたということです。
県は、この食事が原因とする食中毒と断定し、この飲食店を19日から衛生的環境が確保されるまでのあいだ、営業禁止処分としました。
冬の時期は、ノロウイスルなど感染性のウイルスが特に流行しやすくなるため、県は、こまめに手洗いやうがいをするよう呼びかけるとともに、飲食店には衛生管理を徹底するよう改めて指導する方針です。