宇都宮 飲食店でノロウイルスによる食中毒 20人が症状訴え

今月、宇都宮市の飲食店で食事をした20人が、下痢や吐き気などの症状を訴え、このうち11人からノロウイルスが検出されました。
宇都宮市保健所は、この店で提供された料理が原因の食中毒と断定し、8日から3日間の営業停止とする処分を行いました。

処分を受けたのは、宇都宮市の飲食店、「東橋八寸庵花子」です。
宇都宮市保健所によりますと、今月1日に、この店の宴会料理を食べた2つのグループのあわせて20人が下痢や吐き気などの症状を訴え、このうち11人から、ノロウイルスが検出されたということです。
このため保健所は、この店で提供された料理が原因の食中毒と断定し、8日から3日間、営業停止とする処分を行いました。
症状を訴えた人は、ほとんど全員が回復していて、入院した人はいなかったということです。
県内では、「ノロウイルス食中毒特別警戒情報」が出されていて、宇都宮市保健所は、こまめな手洗いや調理場の適切な清掃、それに調理器具の消毒などの予防策を徹底するよう呼びかけてます。