ペットボトルリサイクル 協力した子どもたちに再生ゴミ袋贈呈

ゴミとして捨てられるペットボトルのふたをリサイクルして、ゴミ袋にする取り組みを進めている那須塩原市で1日、2万個以上のふたを集めた子どもたちの代表に、再生されたばかりのゴミ袋が、手渡されました。

1日は那須塩原市の黒磯小学校と黒磯中学校に通う子どもたちが市役所を訪れ、渡辺美知太郎市長から、リサイクルされたばかりのゴミ袋を受け取りました。
那須塩原市は、学校の授業でリサイクルについて学んでいる子どもたちに、ゴミとして捨てられるペットボトルのふたを集めてもらうよう協力を依頼したところ、ことしの冬休みの期間中に、あわせておよそ2万1千個のふたが集まったということです。
これらをリサイクルしてゴミ袋が作られ、小学校には90リットルの袋が2000枚、中学校には45リットルが5000枚、贈られたということです。
中学3年生の男子生徒は「ペットボトルのふたを回収してきましたが、リサイクルされたゴミ袋を見たことがなかったので、自分たちの取り組みを実感できました」と話していました。
渡辺市長は、「体験した子どもたちが、それぞれの家庭や地域でもリサイクルの取り組みを進めてもらうことで、持続可能ななまちづくりにつなげていきたい」と話していました。