茨城県古河市と栃木県野木町にイノシシ現れ 2人けが

18日午前、茨城県古河市と隣り合っている栃木県野木町に相次いでイノシシが現れ2人が軽いけがをしました。
警察は、地元の猟友会と協力して付近のパトロールを強化し見つけた場合は、近づかないよう呼びかけています。

18日午前9時すぎ、茨城県古河市の中心部で「イノシシが現れた」という通報が複数、警察にありました。
警察によりますと、駆けつけた警察官が通報から30分ほどあとにJR古河駅の近くでイノシシを見つけましたが、自転車に乗っていた70代の女性に正面からぶつかり逃げていったということです。
その際女性は転倒し右足に打撲などの軽いけがをしました。
その後、午前9時50分ごろ、古河市の北隣にあたる栃木県野木町の町道で通行人から「イノシシの近くで倒れている人がいる」と警察に通報がありました。
警察によりますと、散歩していた70代の男性が後ろからきたイノシシに手や足をかまれたということです。
けがの程度は軽いということです。
イノシシは、体長が1.5メートルほどで、その後、近くの畑の方へと逃げたということで警察は、地元の猟友会と協力して付近のパトロールを強化しています。
イノシシが現れた茨城県古河市と栃木県野木町の現場の間は、直線距離で2キロほどです。
警察は、イノシシを見つけた場合は近づかないよう呼びかけています。